第25回:『フッ素で虫歯予防』フッ素(正しくは「フッ素化合物」)は、虫歯予防に有効です。 その効能は ・歯質を強化し、虫歯になりにくくする ・ごく初期の虫歯に取り込まれる事で、その進行を抑える ・虫歯菌の出す酵素の働きを弱め、虫歯を作りにくくするなど。...
第24回:『子供の奥歯にはシーラント』奥歯は溝が深く、歯磨きが不十分だと虫歯になりやすいもの(裂溝う蝕と言います)。乳臼歯と、生えたての第一大臼歯(永久歯)は要注意!そこで、フッ素入りの樹脂でその溝を埋めてしまうのが、『シーラント』という予防処置です。これによって溝からくる虫歯「裂溝う蝕」を予防できます。ただし...
第23回:『お子様の仕上げ磨きにこそ、フロス(糸ようじ)がオススメ』『えっ?子供の歯に、フロス(糸ようじ)するんですか?』とびっくりされる方もおられます。そう、これが大切。歯ブラシで仕上げ磨きをした後、特に奥歯の間を「パチンッ、シュコ、シュコ」。 なぜ「特に奥歯」にフロスが大切なのでしょう?子供の前歯(乳前歯)は小1~2で抜け代わりますが、...
第22回:『小さなスキマは、フロス(糸ようじ)がオススメ』歯周病が軽度で歯と歯のスキマが大きく開いていない所(歯間ブラシが入りにくい場所)は、フロス(糸ようじ)がオススメ。特に上の前歯などスキマが大きく開いて欲しくない所などは、フロス(糸ようじ)の方がいいでしょう。(ただ、修復治療によって、ブリッジなどの連結冠がかぶさっている所は...
第21回:『歯間ブラシすると、隙間が開くから良くないの?』「歯周病って歯ぐきがやせる病気でしょ?」。確かに歯周病がすすむと歯ぐきはやせます。 しかし、実は先に歯を支えている顎の骨(歯槽骨)が溶ける(やせる)のです。 つまり、歯ぐきがやせていても、硬くひきしまっているのであれば、健全な状態と言えるのです。歯間ブラシでしっかり汚れを落...