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感染予防対策について

感染予防対策について

植田歯科医院では、開院当初から感染予防対策として器具の滅菌・消毒に力を入れてきました。それは、歯科治療が常に血液や唾液にさらされる環境だからです。

具体的には、紙エプロン・紙コップ・グローブはもちろん、プラスチック製の廃唾管や歯ブラシ・歯間ブラシ・フロスなどは全て患者さんごとにディスポーザブル(使い捨て)にしています。


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もちろんタービンやコントラと言う歯を削るための高価な回転切削器具も、1度使用するごとに注油を行い滅菌パックに入れて、プチクレーブ(専用高圧蒸気滅菌器)で、確実に滅菌しています高温で滅菌できないゴム製やプラスチック製の器具類は、さらに強力なペラセプトという専用の消毒液にて30分間消毒、洗浄します。この消毒液は強力なため器具の消耗が早く交換頻度も増えますが、安心して治療を受けて頂くためには必要な事です。

また、全ての器具類はいったん界面活性剤を含む強力な消毒剤に浸けて超音波洗浄を行い、感染源の細菌やウィルスを不活性化します。そして綺麗に水洗いしてから滅菌パックなどに入れ、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)で滅菌します。

新型コロナウィルスへの対応について

このたびの新型コロナウィルス感染症は、飛沫感染・接触感染が問題になっております。
「熱がある」「咳が出る」などの症状がある場合は、まずはお電話でご相談ください。

患者様には来院時に検温させていただくとともに、手洗いやアルコールによる手指消毒をお願いしています。待合室が混まない様に予約の調整も行っておりますが、お待ちいただく際はマスクの着用にご協力ください。吹き抜けで開放感のある診療室には、空気清浄機を設置しておりますが、天窓も開けて換気を心がけています。

歯科治療では歯を削ったり超音波で歯石を取ったりする際に冷却水が出ますが、唾液や削片とともにミスト状になって飛び散ります。これを『エアロゾル』と言います。「エアロゾル感染の危険性」として話題にもなりましたが、実はその70%以上は器具から出る水なのです。ですから実際には感染の可能性となる物質はごくわずかですが、それでも感染源を減らす対策は行っています。

まず、治療前の患者様には薬剤を用いたうがいをお願いしています。うがいをするだけでも口腔内の微生物を減少させられるからです(もちろん来院前の歯磨きも大切です)。治療中は通常のバキュームで口腔内の水分や飛沫を吸引するだけではなく、大型の口腔外バキュームを用いてエアロゾルを吸上げます。吸引した排気はセントラルバキュームを通して屋外へ排出される為、診療室内が汚染されることはありません。

これらの取り組みにより、歯科医院で患者さんが院内感染するリスクはありません。
もしも感染者の方が来院された場合、我々スタッフが感染するリスクは高いと言えます。
けれども、我々スタッフはマスク、グローブ、ゴーグルあるいはフェイスシールド等で防護するとともに、体調管理を行っておりますので大丈夫です。

必要な治療やメインテナンスを中断してしまいますと、口腔内の環境の悪化による体調不良や重症化が心配されます。
お口の状態は患者様によって様々です。不安に思う場合など、ご自身で判断せず、まずはお電話でご相談いただきます様お願いいたします。

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