シリーズでお伝えして参りました歯科衛生士さんのお仕事も、今回でいったん終了です。 歯医者におこしになる方の中には、『女の子に、歯の掃除ばっかりさせて・・』とおっしゃる人もたまにおられます。 もちろん、痛みや不具合が大きい場合は応急処置をしますが、基本的には「治療」よりも...

歯科衛生士さんのもう一つのお仕事が「予防処置」です。お口の状態をチェックし、生活習慣などのカウンセリングを行い、虫歯や歯周病の原因菌（バイオフィルムルム）を除去することがメインになります。リスクに応じて、フッ素塗布やシーラントなどの虫歯予防と、歯周ポケット洗浄および薬物塗布...

歯茎の中に隠れていて見えない歯石（＝『歯肉縁下歯石』）を除去すると、歯茎はいったん傷つきますが、その後引きしまってきます。その時点で歯茎の検査を行い、改善度合いを確認します。歯周病が重症なケースでは、再度の歯石除去や歯周外科手術が必要な場合もあります。しかし歯周病で重要なこ...

歯茎の中に隠れていて見えない歯石を『歯肉縁下歯石』と言います。これは、歯の根の表面に強く付着しています。歯科衛生士さんは、この『歯肉縁下歯石』を自分専用のキュレットスケーラーという器具で1本ずつ丁寧に除去していきます。歯根にカンナをかけるようなイメージでしょうか。根気がいり...

歯科衛生士さんのお仕事「歯周初期治療」の中の「歯石除去」は重要です。「歯石」といっても、比較的柔らかい「バイオフィルム」のようなものから、黒い岩のようなガチガチに硬いものまで様々です。また、眼で見て見える『歯肉縁上歯石』と、歯茎の中に隠れていて見えない『歯肉縁下歯石』があり...