第207回『インプラントvs天然歯(その1)』
- 植田 英樹
- 6月2日
- 読了時間: 1分
インプラントとは人工歯根のことで、歯を抜いたあとの顎骨に埋め込むチタン製のネジでできています。そのネジの中心には穴があいており、そこにアバットメントという土台部分を挿入しネジ止めします。その上に金属やセラミックスでできた被せものを装着して、歯が出来上がります。たまに、セラミックをご自身の歯に被せた審美修復を「インプラント」と誤解されている方がおられますが、インプラントとは別名「フィクスチャー」とも言い、顎骨に埋まっている部分のことを言います。(図参照)
歯を失った場合の治療としては、主に①インプラント、②ブリッジ、③入れ歯のいずれかになります。(まれに、自家歯牙移植や矯正などもあります)
今回は、インプラントについてほりさげて参ります。(次回に続く)
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