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第139回:『唾液と虫歯と歯周病』

  • 執筆者の写真: 植田 英樹
    植田 英樹
  • 2023年6月1日
  • 読了時間: 1分

虫歯予防や歯周病予防に大切なのが唾液。唾液は歯垢(プラーク)を洗い流してくれる作用があります。その唾液にもサラサラ(漿液性)のものと、ネバネバ(粘液性)のものがあります。前者は主に耳下腺から、後者は舌下腺や小唾液腺から分泌されます。サラサラ唾液は比較的量が多く、食事や会話などを円滑にするとともに、歯垢の付着を防ぎ口の中を清潔に保ちます。一方、ネバネバ唾液は糖タンパクが多いため、歯周病や虫歯にとっては不利ですが、義歯をつける場合には潤滑剤として働きます。


唾液をたくさん出すという意味では、キシリトールやリカルデントなどのガムや飴が効果的です。また、舌回し運動や唾液腺マッサージなども有効です。

 
 
 

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