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  • 執筆者の写真植田 英樹

第139回:『唾液と虫歯と歯周病』

虫歯予防や歯周病予防に大切なのが唾液。唾液は歯垢(プラーク)を洗い流してくれる作用があります。その唾液にもサラサラ(漿液性)のものと、ネバネバ(粘液性)のものがあります。前者は主に耳下腺から、後者は舌下腺や小唾液腺から分泌されます。サラサラ唾液は比較的量が多く、食事や会話などを円滑にするとともに、歯垢の付着を防ぎ口の中を清潔に保ちます。一方、ネバネバ唾液は糖タンパクが多いため、歯周病や虫歯にとっては不利ですが、義歯をつける場合には潤滑剤として働きます。


唾液をたくさん出すという意味では、キシリトールやリカルデントなどのガムや飴が効果的です。また、舌回し運動や唾液腺マッサージなども有効です。

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