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  • 執筆者の写真植田 英樹

第105回:歯医者が嫌いな理由:その1『治療が痛いから嫌だ』

基本、歯医者の治療は「手術」です。「歯」という上皮組織を、「ドリル」のような刃物で「削る」(=切っている)のですから。誰だって痛いのは嫌です。現代の歯科治療では“無痛治療”のために、あらかじめ局所麻酔をしてから処置することが多いです。


『でも、麻酔も痛いやんか!』と思われる方も多いでしょう。当院では、表面麻酔ジェルをぬり、時にはペインレスというバイブレーターで振動を与えながら、電動注射器でゆっくりと、体温まで温めた麻酔剤を注入するようにしています。これでほとんど5歳のお子様でも泣きません。でも、それでもどうしても痛みを伴う症例があります。それは“急性化”しているケース、つまり“今すごく痛い”“腫れている”という場合です。それらのケースでは、麻酔自体も痛いうえ、局所が“酸性”になっているので麻酔も効きにくいのです。歯科治療はなるべく『痛くもな~んともない』ときに。それが「痛くない治療」を受けるコツです。

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