top of page
検索
  • 執筆者の写真植田 英樹

第12回:『私にとって、何がいいか?』

更新日:2019年5月27日

 歯を抜くと、何らかの方法で「歯を作る」ことになります。すると患者さんは、『入れ歯・ブリッジ・インプラントなら、どれが良いんですか?』と聞かれます。

私は、残念ながらすぐにお答えできません。それは私がその方の『好み』を、まだ知らないからです。


たとえば、マグロのお寿司を注文するとしましょう。「赤身」「中トロ」「大トロ」でいうと、値段的には「大トロ」が一番良いですよね。私は脂っこいもの好きなので「大トロ」を迷わず頼みますが、アッサリ系が好きなKさんは「赤身」を食べたいかも知れません。


つまり『モノの特徴』は説明できても、『その人にとって、どれがいいのか?』は、その方の「好み」「希望」「思い」によって違うので、一概には答えられないのです。


 だから私は『あなたは、どうなりたいのですか?』と逆に質問し、最後にはご自身で選んでもらうようにしています。




閲覧数:8回0件のコメント

最新記事

すべて表示

第174回『日本の医療保険制度について』

日本の国民皆保険は、「いつでも、どこでも必要な医療が受けられる」という優れた制度であり、これは各個人が納める保険料と、税金の一部によって賄(まかな)われています。ところがご存知の通り、日本は現在世界に類を見ない超高齢化社会です。そのため、年々医療・介護費が増大しており、このままでは国民皆保険制度そのものが維持できなくなるという財源的な問題に直面しています。そこで、政府はこれらに対する公費(税金)を

bottom of page