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第 140 回:『ドライマウス』

執筆者の写真: 植田 英樹植田 英樹

ドライマウス(口腔乾燥症)は、生活の質(=QOL)を著しく低下させます。 ドライマウスとは、唾液量が減少し口の中がカラカラになる症状です。そのことで、会話 や食事がしづらくなったり、歯科的には虫歯の多発や、義歯の不調和が起こります。

原因として、アレルギーを抑える薬や安定剤などの薬の副作用として現れることもありま すし、その他の薬の飲み合わせによっても起こります。苦みを感じたりしゃべりにくくな ったり、口臭の原因にもなります。また、器質的な疾患である「シェーグレン症候群」は ドライマウスが典型的な主症状として現れます。その場合、完治は難しいかもしれません が、人口唾液や唾液腺マッサージなどにより症状を和らげることはできます。

その他、過度のストレスや緊張、睡眠不足、飲酒・喫煙などもドライマウスの原因にもな ります。規則正しい生活と、適度なリラックスを心がけることが大切なようです

 
 
 

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