植田 英樹
第22回:『小さなスキマは、フロス(糸ようじ)がオススメ』
更新日:2019年5月27日
歯周病が軽度で歯と歯のスキマが大きく開いていない所(歯間ブラシが入りにくい場所)は、フロス(糸ようじ)がオススメ。特に上の前歯などスキマが大きく開いて欲しくない所などは、フロス(糸ようじ)の方がいいでしょう。(ただ、修復治療によって、ブリッジなどの連結冠がかぶさっている所はフロスが通りません。)
その使い方は、歯と歯の間に「パチンッ!」と通し、片っぽの歯の面を「シュコ、シュコ」
反対側の歯の面を「シュコ、シュコ」です。つまり、糸の部分で「こする事」が重要です。
たまに『詰め物、取れませんか?』と心配される方もおられます。フロスで取れる場合、詰め物の問題、あるいは虫歯の再発が考えられますので、むしろそれが分かったほうがいいのです。
次回は『お子様の仕上げ磨きにこそ、フロス(糸ようじ)がオススメ』です。