検索
  • 植田 英樹

第1回:QOLとは?

最終更新: 2019年5月27日


 

QOLとはQuality of life(クオリティー・オブ・ライフ)の略で、『生活の質』と訳されています。特に、近年の医療の目標の1つです。


つまり、単に「病気を治す」ことだけがゴールではなく、その人が「より豊かで困りごとのない毎日を過ごせる」ようにサポートすることが重要視されるようになってきました。

特に終末期医療では、生存期間を延ばすばかりではなく、痛みを和らげたり、自宅療養での人としての毎日の生活のほうを重んじる場合もあります。QOLは、人によってさまざまです。

たとえば、


・「見た目をきれいにしたい」

・「大きい口を開けて歌いたい」

・「旅行に行っておいしいものを食べるのが楽しみ」

・「通うことが出来ないので歯を抜いてほしい」などなど。


治療法にはいくつかの選択肢がありますが、そのどれを選ぶかは、その患者さんのQOLにとって何が適切かを相談し、最後は患者さん自身で決めることが大切です。


次回は『先生にお任せします』の間違い(皆様 ご注意!)です。


19回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示

第53回:『治療した歯は、どのくらいもつの?』その4

ここでは話をシンプルにするために、神経を抜いた歯にセラミッククラウンを被せる治療(いわゆる『さし歯』)をしたと言う前提で考えています。 「治療した歯がどのくらいもつのか」には、「被せ物」の精度を高めるとともに、プラークコントロールが重要であるということをお伝えしてきました。それでは、100%の歯磨きが出来さえすれば、長持ちすると言い切れるのでしょうか? 「被せ物」自体は人工物ですから、完成したもの

第52回:『治療した歯は、どのくらいもつの?』その3

ここでは話をシンプルにするために、神経を抜いた歯にセラミッククラウンを被せる治療(いわゆる『さし歯』)をしたと言う前提で考えています。 前回までに、「神経を抜いた歯」は虫歯になりやすく、例え「被せ物」をしてあってもその“境い目”からご「自身の歯」が虫歯になる可能性はあるということをお伝えしてきました。「被せ物」の精度を高め、“境い目”を限りなく0に近づけることも大切です。 さて、歯周病に関してはど

第51回:『治療した歯は、どのくらいもつの?』その2

ここでは話をシンプルにするために、神経を抜いた歯にセラミッククラウンを被せる治療(いわゆる『さし歯』)をしたと言う前提で考えて行きます。 たまに、『この歯は被せてあるから、虫歯にならないんでしょ』などとおっしゃる方がおられます。確かに「被せ物自体」は人工物ですから虫歯にはなりませんが、被せられているのはご自身の「歯」なのです。被せてあるとはいえ、「被せ物」と「歯」の“境い目”があります。セラミック