「歳とったら歯は抜けるもんでしょ?」。半ば、あきらめ気味にこう言う方がおられます。確かに年齢を重ねると、身体の色々なところにダメージが出ます。 しかし歯が勝手に抜けたりするのは、よほど歯周病が進まなければ起こりません。 歯周病は生活習慣病の一つで、その直接の原因は『細菌バイオフィルム』です。つまり、「歯についた汚れ」が原因。
もちろん、歯周病も個人差があり、なりやすい方やなりにくい方もいます。いわゆる「遺伝」や「体質」などです。それでも、食生活などの「生活スタイル(好きな食べ物、食事回数、嗜好品、歯磨き」が直接の原因で、「タバコ」「睡眠」「ストレス」「加齢」などが、それに影響を与えると考えられます。
『仕方がない』とあきらめるよりは、好きなものを食べても、丁寧な「歯磨き」と定期的な「歯のクリーニング」を受けた方がいいと思います。
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