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執筆者の写真植田 英樹

第61回:『歯科衛生士さんのお仕事 その5』

歯茎の中に隠れていて見えない歯石を『歯肉縁下歯石』と言います。これは、歯の根の表面に強く付着しています。歯科衛生士さんは、この『歯肉縁下歯石』を自分専用のキュレットスケーラーという器具で1本ずつ丁寧に除去していきます。歯根にカンナをかけるようなイメージでしょうか。根気がいりますし、非常に時間がかかる治療です。通常、1回30~45分の治療時間で4~5回かかります(1回でできる歯石除去は5~7本位なので)。使用後のキュレットスケーラーは滅菌消毒し、専用の砥石で磨きます。これも歯科衛生士さんの仕事です。大工さんが使うノミやカンナと同じですね。

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