ここでは話をシンプルにするために、神経を抜いた歯にセラミッククラウンを被せる治療(いわゆる『さし歯』)をしたと言う前提で考えています。
「被せ物」が置かれる環境は苛酷です。もちろん、虫歯菌や歯周病菌などのバイ菌に24時間さらされ続けるわけですが、問題はそれだけではありません。
熱い物も冷たい物も口にするので温度変化は急激で、硬い物も粘っこい物も咬むので割れそうになったりとれそうになったりもします。食べていない時といえども、無意識に噛み締めていたりするので対向する歯にいじめられ続け、また寝ているときは歯ぎしりによりやはり対向する歯に強い力でこすられ続けます。この歯軋りがくせものです。場合によってはプラスチックの薄いマウスピースをしていただくこともあります。
やはり、定期的なチェックと調整はたいせつですね。
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