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第229回『審美歯科』

  • 執筆者の写真: 植田 英樹
    植田 英樹
  • 10月28日
  • 読了時間: 1分

審美歯科という言葉が、いっとき流行りました。見た目だけを奇麗にするという目的の「美容歯科」とは、若干意味合いが違います。審美というコトバには「美しさ」と「機能」の二つが含まれます。「美しさ」だけを優先する美容歯科では、健全な歯の神経を抜いたりして、無理やり歯並びを整えたりします(「セラミック矯正」などと呼ばれたりします)。その場合、お掃除がしにくくて長持ちしません。小さい範囲であれば許容されるケースもありますが、ご自身の歯の根っこが悪くなるともったいないです。

もちろん、セラミックスは金属やプラスチックなどとは、比較にならないほど汚れが付きにくいので、お手入れさえきちんとできれば長持ちします。

見た目の「美しさ」だけではなく、よく噛めて長持ちする「機能」も大切にしたものこそが『審美歯科』です。

 
 
 

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