今回も「力のコントロール」について、お伝えしてまいります(その3)。
TCH以外にもう一つ悪影響を及ぼす「咬む力」とは?それは寝ている時の、そう、『歯ぎしり』です。歯ぎしりと言っても、①グラインディング(ギシギシこすり合わせる)、②クレンチング(持続的にかみしめる)、③タッピング(カチカチと歯を当てる)などがあります。これらの『歯ぎしり』は、持続的な強い力が歯にかかり続けるので
・歯周病が悪化する(歯がぐらついたり歯茎がはれる)
・詰め物がはずれたり、歯がかけたりする
などのトラブルの原因になります。
「パン食べただけやのに、詰めもんはずれた」と言ってお越しになる方もおられますが、パンがダメなのでも詰め物がダメなのでもなく、根本的には『歯ぎしり』によってゆすられ続けていたことが原因の場合が多いです。
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