回も「力のコントロール」について、お伝えしてまいります(その2)。
歯にとって問題になる様な強い「咬む力」とは?それは、むしろ物を食べたりしていないときに起こります。例えば、「重い荷物を運ぶ」「細かい作業を集中して行う」「イライラする事が続いている」などなど、日中のあらゆるシーンで歯と歯を咬み合わせてはいませんか?無意識のうちに歯と歯を接触させている習慣のことをTCH(=Tooth Contact Habit)と言います。これは何も強く噛みしめているだけではありません。貧乏ゆすりのように「カチカチ」言わす場合もあれば、ゆるーーい力で長い時間接触させている場合もあります。この持続的に歯どうしを当てているというのが、歯や歯周組織にとってダメージとなることが多いのです。どれだけ固いものを食べたとしても、歯と歯が当たるのなんて一瞬ですよね?そして、TCH以外にもう一つ悪影響を及ぼす「咬む力」があります。続きは次回。。
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