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執筆者の写真植田 英樹

第113回:『噛む力』その1

虫歯にしても歯周病にしても、直接的な原因はプラーク(歯垢)の中の細菌です。原因が細菌であることはわかっていますので、みなさん、一生懸命はみがきをしてプラークコントロールするわけですが、残念ながら無菌状態にすることはできません。なので、時間の経過とともに徐々に増えてしまいます。


特に歯と歯の間や、歯の生え際などにはプラークが残りやすくなります。そんな状態の歯に、歯軋りや食いしばりなどの強大な噛む力がかかり続けると、虫歯や歯周病が発症しやすくなります。これは「力」によって、歯にマイクロクラック(微小な亀裂)が入ったり、歯周組織へのダメージが増大するためです。

虫歯・歯周病の予防には、プラークコントロールに加え、「力」をコントロールすることも大切なのです。

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